ターナー・マックス・ウォードTurner Max Ward, 1965年4月11日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州オーランド出身の元プロ野球選手(外野手)。右投両打。

経歴

現役時代

1986年のMLBドラフト18巡目(全体470位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。

クリーブランド・インディアンスへ移籍後の1990年9月10日にメジャーデビュー。現役時代は主に控え外野手として6球団を渡り歩いた。

フィラデルフィア・フィリーズでプレーの2001年を最後に引退した。

引退後

引退後は2006年からピッツバーグ・パイレーツ傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツ(2006年)とA-級ステート・カレッジ・スパイクス(2007年)で監督を務めた。2008年からはアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下のAA級モービル・ベイベアーズへ移り、打撃コーチ(2008年 - 2010年)と監督(2011年 - 2012年)を歴任した。2013年から2015年まではダイヤモンドバックスの打撃コーチ補佐を務め、2016年からはロサンゼルス・ドジャースの打撃コーチに就任した。

2019年にはシンシナティ・レッズの打撃コーチに就任するも、1年限りで退団となった。

2022年からはセントルイス・カージナルスの打撃コーチ補佐を務める。

人物

パイレーツ在籍時の1998年5月3日のドジャース戦(スリー・リバース・スタジアム)で右翼手として守備中、マイク・ピアッツァが放った打球をフェンスにぶつかりながら好捕した。だが、その際にフェンスが崩れ、本塁側からの映像で見るとウォードがフェンスの奥へ消えたかのような光景になった(なお、この捕球の後に三塁走者が生還したため、記録は右犠飛)。

ドジャースの打撃コーチになってからは、ヤシエル・プイグが本塁打を放ってベンチに戻った後、(スキンシップとして)ウォードの頬にキスをするシーンが頻繁に見られた。

詳細情報

年度別打撃成績

年度別守備成績

背番号

  • 68(1990年)
  • 20(1991年 - 同年途中)
  • 24(1991年途中 - 1993年途中)
  • 16(1993年途中 - 同年終了)
  • 27(1994年- 1996年)
  • 12(1997年 - 1999年途中、2016年 - 2018年)
  • 10(1999年途中 - 2000年、2014年 - 2015年)
  • 25(2001年)
  • 15(2013年)
  • 31(2019年)

脚注

関連項目

  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 W

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

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