江尾町(えびちょう)は、鳥取県日野郡にあった町。現在の日野郡江府町の一部にあたる。
地理
日野川の中流域に位置していた。
- 河川:船谷川、三谷川、小江尾川
歴史
- 1874年(明治7年)江尾郵便取扱所開設
- 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡江尾宿、小江尾村、久連村、佐川村、柿原村が合併して村制施行し、江尾村が発足。旧村名を継承した江尾宿、小江尾、久連、佐川、柿原の5大字を編成。
- 1931年(昭和6年)山陰電機川平発電所完成
- 1947年(昭和22年)10月1日、町制施行し江尾町となる。
- 1953年(昭和28年)6月1日、日野郡神奈川村、米沢村と合併し、江府町を新設して廃止された。合併後、江府町大字江尾・小江尾・久連・佐川・柿原となる。
地名の由来
日野川が隣接の小江尾を軸にして北へ変わる大湾曲部にあり、海老に似た地形から。
産業
- 農業、養蚕
交通
鉄道
- 1922年(大正11年)鉄道省北伯備線(現伯備線)米子 - 江尾間開通し江尾駅開設。
橋梁
- 1930年(昭和5年)大字久連で渡船を廃止し日野川に木橋を架橋。
教育
- 1873年(明治6年)江尾小学校開校。
名所・旧跡
- 江美城
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 31 鳥取県
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 鳥取県の廃止市町村一覧



