へきなん芸術文化村(へきなんげいじゅつぶんかむら)は、愛知県碧南市鶴見町1-70-1にある複合文化施設。
概要
碧南市芸術文化ホールと碧南市民図書館からなる施設である。敷地の中央には円形階段と池があり、これらを中心として碧南市民図書館と碧南市芸術文化ホールが向かい合っている。
用地取得費を含む総工費は約75億円。設計は久米設計名古屋支社、施工は戸田・白竹・梶川・木村共同企業体。ホールの音響内装は永田音響設計が手掛けている。敷地内には彫刻家の向井良吉による作品「碧南」がある。
歴史
- 1993年(平成5年)7月17日 - 碧南市制45周年記念事業として開館。
- 1994年(平成6年) - 第2回愛知まちなみ建築賞の一般部門で入賞。
- 1995年(平成7年)3月31日 - レストランが閉店。
施設
- 碧南市芸術文化ホール
- エメラルドホール - 音楽専用ホール。固定座席452席。舞台は間口約16m×奥行約8m×高さ約11m。残響は約1.9秒。名称は碧南市の「碧」に由来する。
- シアターサウス - 演劇を中心とする多目的ホール。可動座席316席。舞台は間口16m×奥行10m×高さ約7m。残響は平均1秒。名称は碧南市の「南」に由来する。
- スタジオ
- 会議室・ロビー・楽屋
- レストラン 七宝
- 碧南市民図書館
- イベントひろば
交通アクセス
- 名鉄三河線 北新川駅から徒歩で約5分。
脚注
参考文献
- 碧南市史編さん会、『碧南市史 第四巻』、碧南市、1998年
- 『公共建築』、公共建築協会、1995年10月、37巻4号
外部リンク
- へきなん芸術文化村 - 中部建築賞




