奥州水沢夏祭り(おうしゅうみずさわなつまつり)は、岩手県奥州市水沢で毎年8月上旬に開催される祭りである。
駅通りなどの街の目抜き通りを歩行者天国にし、「水沢ざっつぁかまつり」が名物となっているほか、歴代厄年連が創作演技舞を披露する「干支和」など、さまざまなイベントが行われる。
2022年(令和4年)、毎年8月上旬に開催してきた「奥州水沢夏まつり」を他イベントと再編し、「奥州秋まつり」として水沢市街地で開催。以来、「奥州秋まつり」として開催している。
水沢ざっつぁかまつり
この祭りは、1976年(昭和51年)に42歳厄年連・進友会(しんゆうかい)(会長佐々木勲)の創作踊りである「水沢ざっつぁか」(作詞:油井長三、作曲:小町昭、歌:三橋美智也)を水沢市(現奥州市)に寄贈したことから始まった。
「ざっつぁか」は水沢の方言から来ており、“雑然として何の計画も持たない・簡単に手早くやってのける”という意味の「雑雑」が訛ったもので、誰にでも楽しく踊れる祭りである。
市民総出の大群舞(2000人以上)が商人の街を埋め尽くし踊り歩く。
2023年7月水沢ざっつぁか保存協力会の総会にて、水沢ざっつぁかまつり中止の決定と会の解散を決定。
- 曲としての「水沢ざっつぁか」
製作 キングレコ-ド NCS-827 (NSF-8771)
(油井長三作詩 ねもとみつや補作詞 小町昭作曲・編曲 三橋美智也 三味線 藤本秀也・藤本秀綱 笛 佐藤峻耀 鳴り物 堅田啓耀・美波駒三郎・美波奈る駒 唄ばやし おはやし鳴る駒会 制作 進友会 製作 キングレコ-ド NCS-827 (NSF-8771))
干支和
25歳と42歳の歴代厄年連がロック調の創作演舞を披露し、毎年多くの観客で賑わう。
奥州水沢の花火大会
水沢の夏祭りのフィナーレとして、水沢競馬場を会場に、県内最大の打ち上げ規模である1万発の花火が打ち上げられる。
脚注
関連項目
- 日本の祭一覧
外部リンク
- みずさわ観光物産センター Zプラザアテルイ(奥州市観光物産協会)
![第1回奥州秋まつり・水沢産業まつりその1 2022/09/17 奥州市どっとこむイベント写真館[写真356]](http://www.jpiwate.com/oshushi/photo/20220917akimatsuri1/DSC_0356.jpg)
![奥州市水沢夏まつり(干支和まつり)2007 2007/08/05 奥州市どっとこむイベント写真館[写真72]](http://www.jpiwate.com/oshushi/photo/20070805natsu/DSC_0072.jpg)
![奥州水沢夏まつり2015中編 子供みこし・地方太鼓・干支和まつり・水沢ざっつぁか 2015/08/01 奥州市どっとこむイベント写真館[写真1]](http://www.jpiwate.com/oshushi/photo/20150801mizusawa2/DSC_0001.jpg)
![奥州市水沢夏まつり(干支和まつり)2007 2007/08/05 奥州市どっとこむイベント写真館[写真22]](http://www.jpiwate.com/oshushi/photo/20070805natsu/DSC_0022.jpg)