ルームスター (ROOMSTER)は、シュコダが製造販売していた自動車である。
概要
ルームスターは初代オクタビアおよび初代ファビアとコンポーネントを一部共有しているものの、シュコダがフォルクスワーゲングループ入りしてから、既存のフォルクスワーゲンのプラットフォームをベースとせずに開発した最初の車種である。
2006年3月のジュネーヴモーターショーで市販モデルが初公開され、同年7月から発売が開始された。
2006年12月、ボローニャモーターショーでクロスカントリー版(クロスオーバーSUV)のルームスター・スカウト (Roomster Scout) が発表された
エンジン
ルームスター/プラクティクのエンジンは以下の通り:
- 1.2 L 直3 ガソリン 51 kW (69 ps)
- 1.4 L 直4 ガソリン 63 kW (86ps)
- 1.6 L 直4 ガソリン 77 kW (105 ps) ※ルームスターのみ。ティプトロニック付きATも用意される。
- 1.4 L 直3 TDI ディーゼル 51 kW (69 ps)
- 1.4 L 直3 TDI ディーゼル 59 kW (80 ps) ※ルームスターのみ
- 1.9 L 直4 TDI ディーゼル 77 kW (105 ps) ※ルームスターのみ
コンセプトモデル
2003年9月のフランクフルトモーターショーに同名のコンセプトカーを出展。市販モデルはコンセプトと比較して全長がやや長く、ホイールベースは逆に短くなっている。また、コンセプトモデルでは助手席側にはスライドドア1枚が配されていたが、市販モデルでは両側ともヒンジドア2枚(4ドア) バックドアというオーソドックスな仕様に改められている。
関連項目
- シュコダ
- シュコダ・オクタビア


