馬場 英夫(ばば ひでお、1896年(明治29年)6月2日 - 没年不明)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功四級
経歴
1896年(明治29年)に香川県で生まれた。陸軍士官学校第29期、陸軍大学校第40期卒業。1938年(昭和13年)7月に第22師団参謀長に就任し、日中戦争に出動。杭州を根拠地とし、江南作戦、大湖西方作戦に参加した。1939年(昭和14年)3月に陸軍歩兵大佐に進級し、1940年(昭和15年)3月に陸軍大学校教官に転じ、1942年(昭和17年)12月に陸軍大学校幹事を歴任した。
1943年(昭和18年)3月1日に陸軍少将に進級し、5月18日に北方軍参謀副長に着任。8月25日に陸軍船舶練習部長に転じ、1945年(昭和20年)2月1日に船舶参謀長・陸軍運輸部附に就任した。終戦後の10月3日より兼中国上陸地支局長となった。
1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた。
脚注
参考文献
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。



