長谷寺(はせでら)は、福島県いわき市にある曹洞宗の寺院。
歴史
807年(大同2年)、徳一によって開山された。平城天皇の勅願寺であったことから、「舊平城御願・長谷寺」と称されていた。
当寺の本尊は十一面観音で、1318年(文保2年)に慶派の仏師「能慶」によって製作されたものである。当地の豪族岩崎氏が一族の菩提のために寄進したものである。
文化財
- 県指定重要文化財
- 「木造十一面観音立像」 - 文保2年(1318年)、仏師:能慶、施主:頼賢慶南坊、岩崎隆泰ほか
交通アクセス
- 湯本駅より徒歩20分。
脚注
参考文献
- 福島県高等学校地理歴史・公民科(社会科)研究会 編『福島県の歴史散歩(歴史散歩7)』(山川出版社、2007年)
- いわき市教育委員会『いわきの文化財』(2017年)
外部リンク
- いわき長谷寺


