ヴィシュヌ派(ヴァイシュナヴァ, Vaiṣṇava)は、ヒンドゥー教における有力な宗派の1つ。
ヴィシュヌ神、及びその多様な化身(アヴァターラ)を最高神として崇拝する。
『マハーバーラタ』『バガヴァッド・ギーター』などを主たる典拠とし、そこに登場するクリシュナはヴィシュヌ神の主たる化身(アヴァターラ)として崇拝される。「最高神に対する絶対的帰依」を意味する「バクティ」(信愛)の概念も、このヴィシュヌ派によって広められた。
支流
ヴィシュヌ派に括られる主な派としては、以下のようなものがある。
- バーガヴァタ派(Bhāgavata)
- 教義はバガヴァッド・ギーターに盛り込まれている
- マドヴァ派
- ヴィシュヌスヴァーミン派
- ニンバールカ派
- バッラバ派
- チャイタニヤ派
- パンチャラートラ派(Pañcarātra)
- ナーラーヤナを崇拝し、タントリズムを基調とする
脚注・出典
関連項目
- 『バガヴァッド・ギーター』
- ヒンドゥー教




